スポーツの原点とは

スポーツの原点とは

スポーツの原点とは何か?
言い換えれば、スポーツ(どのような競技であろうと)をする上で、または、指導者としての立場で、スポーツ障害の 予防の為、より上の技術を習得する為、故障の回復を早める為、基本となる事柄とは何か?である。

はじめに

スポーツの原点とは何でしょうか?
今までに、「そんなことは考えたことがなかった。」と言う人が多いのではないでしょうか。それは、今までに教わる ことはなかったし、スポーツをしてきて、いわゆる基本はすでに出来ているものと想定されてしまっていることが あるのでしょう。
科学的なデータや理論が先行する時代となってしまった昨今、何か忘れてしまったような気がしませんか? 本来、もっと単純で自然なことがあるはずです。以下がその答えとして考えたものです。

立つこと

あなたは正しく立つことができますか?
現代の、選手たちで正しく立つことができる人は、もういなくなってしまったようです。 正しく立つこと。そうなんです。これが、スポーツの原点となり、ここからすべての動きへと 移行していくのです。また、この原点をつかむと健康な体を維持していけるようになります。正しい立ち方については、 矢作式正しい姿勢で解説しますが、正しい姿勢をすると、 どのような効果があるのか・・・
ほとんどの場合、選手の体を観察していると、いわゆる猫背の状態になっています。この状態は、原点から外れており、 姿勢の歪みから来る影響というのは、疲労が溜まりやすく、オーバーユースへと追い込まれます。これが障害へと移行して いくのです。正しい姿勢をすると、つまり、原点を把握すると、視野が広がり、目から入る情報量が増え、より正しい 判断が出来るようになりますし、正しい体の使い方への出発点となり、障害を起こしにくくなり、高度の動きへとスムーズに 移行できるようになります。体の芯から力を出せるようになるのです。
では、起立の姿勢は、停止状態でしょうか、静止状態でしょうか? この状態から運動へと移行するのですから、静止状態にいなければ動けません。いかなる場面においても次に何が起こるかを 想定して、姿勢を正しくし、身構えておくことが必要なのです。

歩くこと

正しく立つことを把握できたら、今度は正しく歩くことを実践してほしい。
リハビリの選手や、アップを見てきて思うことは、とにかく歩くことをおろそかにしていることです。他の選手と雑談 しながらや、下向きにダラダラと、足を引きずりながら歩いているのを目にします。歩くことは、次の段階の走ることの 基礎であるので、けっしておろそかにしてはいけないことなのです。
正しい歩き方をすると、リズムが生まれ、けっこうな距離をあるけるようになります。ちゃんと足の親指で蹴るように歩くのです。足腰の鍛錬の基礎となりますし、上半身はリラックスされてきます。慣れてくると、脊柱起立筋のバランスがとれて、 背筋が伸び、足の先から頭の先までの筋肉が一本につながり、力がみなぎってくるような感覚を得るようになります。
歩き方で注意すべきことは、前を見ること。つまり、前を見るというのは、そこに自分のゴールがある、または、目的がある という心の姿勢も持つこと。無意味に歩くのなら、スポーツはやめなさいと言いたい。
歩く姿勢についても、矢作式正しい姿勢で解説します。

走ること

さて、歩くことができてくると、今度は、走ることになります。
ここでは、トレーニング的な話はしませんが、走ることでもやはり、姿勢が大切になります。
さて、何故走るのでしょうか?この数年間で、ウエイトトレーニングなどの科学的トレーニングがもてはやされてきて、 走ることをしなくなりつつあります。では、昔からやってきた走ることは、無駄なことなのでしょうか?
いいえ。
無駄な ことではありません。要は、目的をちゃんと理解していればいいのです。走ることの目的は、基本的には、全身のバランス 調整にあるのです。ここでも、正しい走り方をしなければ必ず、障害が起こります。持久系や瞬発系のランニングでも、この 基本目的を持って、行なうこと。バランス良く、リズム良く走ることが、まず第一なのです。

つまり、
スポーツの原点とは、「正しい体」、「正しい心」、そして「正しい体の使い方」だと思います。何年経っても、これを理解するのが難しいです。結局のところ、これを理解できた頃には引退しているという名プレイヤーが多くいました。だから、早くこれを理解して欲しいのです。それが私の願いです。

 

矢作スポーツトレーナー研究所

さつま地蔵

さつま地蔵矢作治療院 院長

投稿者プロフィール

矢作治療院 院長 矢作晋

1960年大阪市阿倍野区生まれ
プロ野球トレーナー歴51年の父の影響により、マッサージ師の国家資格を取得後に西武ライオンズにトレーナーとして入団。その後、大洋ホエールズ、読売巨人軍と渡り、21年間選手のサポートをする。2007年に日本橋に治療院を独立開業させ、独自の矢作式手技整体治療にて多くの腰痛、ひざ痛の患者さんを助けています。
いつでもお待ちしておりますのでお声掛け下さい。
スポーツ分野が得意ですが、どんな症状の方でも歓迎です。

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院長 プロフィール

矢作治療院 院長
矢作 晋

昭和35年9月
大阪市阿倍野区生まれ
大阪府羽曳野市高鷲、
奈良県生駒郡平群町育ち

元読売巨人軍トレーナー
あん摩マッサージ指圧師
鍼師、灸師
日本体育協会公認
アスレチック・トレーナー

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